こんにちは、yokubarikoです。
緊急時のために、お子さんに対応策をお伝えされていますか?
迷子になったとき、地震になったときなど、いざ連絡しようと思ったときに、子供からの連絡ができない場合、どうしたらよいかを考える機会があればと思い、子供と一緒に考えてみました。
お子さんにスマホを持たせているから大丈夫!といっても、盗難や災害時にスマホが使えない場合や、電源が切れてしまった場合にも、連絡を取る手段として参考にしていただければ幸いです。
では、早速見ていきましょう!
非常事態時の連絡方法は?
非常事態といっても、いろいろなケースがあることを覚えましょう。
命に係わる、危険な場合にかける緊急連絡の番号110・119
ケガをした、危ない目にあっている、助けてほしい!という場合、まず電話をするのは、警察や救急です。
日本では、「110」が警察、また「119」が救急医療や消防を呼ぶための番号です。
覚えておくことが大切です。
「困ったら110番」とお子さんに伝えて、算数がわからないことを電話したなんていうかわいいyoutubeもありましたが、そんなことが増えてしまうと本当に危険な事故などに警察や消防が対応できなくなるので、どういったケースで利用するかも併せて教えてあげましょう。
親の電話番号を覚えよう
自分の親や保護者の電話番号を覚えましょう。
特に、自宅の電話番号や親の携帯電話番号が重要です。数字を覚えるために歌やリズムを使うと覚えやすくなります。
スマートフォンの連絡先に登録しておこう
スマートフォンを使っている場合、親や保護者の電話番号を連絡先に登録しておきましょう。
名前と写真も合わせて登録すると、緊急時に素早く連絡できます。
非常用カードを持ち歩こう
スマートフォンに登録したからOK!というわけではなく、電源がなくなった場合などにも連絡先がわかるように、自分の名前、住所、親の連絡先などが書かれた非常用カードを持ち歩きましょう。
カードがあれば、自分が名前や連絡先を伝えられない場合でも、他の人が助けてくれる可能性が高いです。
普段からやっておくべきこと:
親子で話し合おう:
家族と定期的に非常事態に備えた計画を立て、どのように連絡を取るかを話し合いましょう。
子供が安心感を持てるように、どこで集合するかなど具体的に計画を共有しましょう。
学校での連絡方法を知ろう
学校や幼稚園において、非常時の連絡方法を知っておきましょう。非常時のお子様のピックアップ方法などは避難訓練などで覚えましょう。
定期的な練習を行おう
家族と定期的に非常事態のシナリオを想定して、緊急時の行動や連絡方法を練習しましょう。もちろん、地域の地震シミュレーションなどにも参加して地域で流れを知ると良いですね。
普段から自分の居場所を伝える習慣をつけよう
外出時には、親に自分の居場所を伝えましょう。友達の家に遊びに行く場合や、学校から帰る途中など、親がどこにいるかを知らせることが大切です。
非常事態に備えることは、安全と安心感につながります。
子供にとって連絡方法を理解し、普段からの練習を通じて、非常事態のときに落ち着いて行動できる可能性が高まります。
子供に公衆電話の使い方を伝えよう
最後に、公衆電話での電話のかけ方です。
公衆電話や、家の固定電話は、今の子供たちは使い方を知らない場合が多いです。
私たち大人でも、しばらく使ったことがない‥💦という方は多いかも。一度、お子様と一緒に公衆電話を使ってみると良いですね。
公衆電話を見つけよう
公衆電話は通常、透明な壁で囲まれた電話ボックスの中にあります。
公共の場所や駅、商業施設の場合は、囲まれていない公衆電話の場合もあります。まずは、普段から通学路や、スーパーなど良く行く場所のどこにあるかを確認してみましょう。
コインを用意しよう
公衆電話を使うにはお金(硬貨)が必要です。
公衆電話には通常、国内通話や国際通話用の料金表が掲示されていますが、10円玉を数枚持っておくことをおすすめします。
かける連絡先を確認しよう
お金を入れてから、かけたい相手の電話番号を確認すると、お金を入れてから時間がかかりすぎて電話ができなくなることがあるので、かけたい電話番号を用意をしよう。
コインと連絡先が用意できたら、コインを入れよう
公衆電話には、硬貨を入れる場所があります。
コインを入れましょう。
10円玉をたくさん入れた場合でも、使わなかった分は戻ってきます。
ただし100円玉を入れると、100円分の通話が終わっていなくても10円玉でおつりが出てくることはありません。
受話器を取ろう
受話器を持ち上げます。受話器は電話を始める前に取る必要があります。
受話器を耳と口の近くに持ってきて、準備が整ったら、電話ダイヤルトーン(「ピッ、ピッ、ピッ」の音)を聞こえるまで待ちましょう。
これは通話ができる状態になる合図です。
電話番号をダイヤルしよう
電話をかけたい相手の電話番号をダイヤルします。
番号をダイヤルする際は、数字を順番に押していきます。
例えば、相手の番号が「0123-456-7890」であれば、順番に「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「0」をダイヤルします。
相手が出るのを待とう
相手の電話が鳴り、相手が電話に出るのを待ちましょう。
相手の声や挨拶が聞こえたら、話しましょう。名前、どこにいるのか、元気かどうか、けがはしていないか、誰といるかなどを伝えましょう。10円で話せる時間は限られています。
どれくらいの時間話せるかを体験しておくと、緊急事態で「急に切れてしまった、どうしよう」という不安も減ります。
また、相手が出ない場合、しばらく待ってから切ります。
出ない場合はつながらなかったことから、入れたコインが戻ってきます。
取り忘れがないように気を付けましょう。コインは、返却口に戻ってきます。
また、留守番電話につながる場合は、相手が出た場合と同じく、名前、どこにいるのか、元気かどうか、けがはしていないか、誰といるかを伝えましょう。
留守番電話の場合、名前や場所を入れておくことは、後から連絡をする場合に必要です。
通話を終了しよう
通話が終わったら、受話器を元の位置に戻します。
通話料金が計算されるため、受話器を戻すことを忘れないようにしましょう。
受話器を戻すと通話が終了します。
たくさんコインを入れた場合は、受話器を戻すと使わなかった分のコインが戻ってきます。
取り忘れがないように気を付けましょう。コインは、返却口に戻ってきます。
これらのステップに従えば、公衆電話を使って簡単に電話をかけることができます。
スマホになれた子供たちは、電話に慣れていないため、使い方を説明しておくと良いと思います。
家に固定電話がある場合も、伝えておくと良いです。
併せて、110番や、119番など、緊急時の連絡方法も教えてあげましょう。
いかがでしたか?
緊急事態といっても種類があることや、困ったときに何をするかを親子で話し合うことが大切です。
お子様向けにNTTが公衆電話のかけ方を動画やマンガにしています。
わかりやすいので、覗いてください✨
ぜひ週末にでもお子様と地域を知る活動として緊急時の対策をとってみましょう!
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