オレンジジュースに添加物って入ってるの？

夏になると柑橘系の飲み物っておいしく感じますよね。
今日は大好きなオレンジジュース。
良く「100％だから飲んでいます」という声を聞きますが、何となく濃縮還元を「濃縮された濃いジュース」と勘違いしている人も多いのでは？

今回は、濃縮還元とストレートジュースの違いと私が飲んでいるオレンジジュースをおすすめします。

濃縮還元って何？

良く勘違いされる「濃縮された濃いジュース」説ですが、あながち間違いでもなくて、半分正解。

なぜかというと、オレンジジュースの場合であれば、オレンジからジュースにはするんですね。
濃縮還元の場合は、そのジュースから水分を飛ばす作業が入ります。そしてその水分を飛ばすと濃縮されたオレンジジュース（もうジュースっていうのかな？）ができます。
それに再度水を入れてジュースにする。
これが濃縮還元のジュースです。

濃縮還元のメリットは、

・水分を飛ばすことで保存がしやすくなる。
・保管場所がちいさくできる。
・オレンジジュースであれば、オレンジの旬とかに関わらず在庫を持てることで安定した商品供給ができる。
・味が一定に保てる。

ことでしょうか。

反対に、濃縮還元は熱を使って水分を飛ばすため、加工の途中で熱に弱い栄養素は消えてしまいます。
また、香りは飛びやすいので、香料が入っているものも多いですね。（あの香料は、いつも香料を避けている人ならわかると思いますが、尿の臭いが違います。）

ストレートって何？

ストレートのオレンジジュースは、オレンジから絞ったジュースがそのままということです。

残念ながら、商品にするにあたり殺菌作業が必要なので熱が加わります。
加熱殺菌は消費者に安心して届けるためには必要な作業。酵素やビタミンは減ってしまいます。

しかしながら、濃縮還元との違いは、日本農林規格の中にも書かれていますが、オレンジジュースの規格として書かれていて、（ストレート）（ストレート以外）と別れています。
ストレートには、食品添加物を添加していないことと書かれていますので、香料やビタミンなどの添加は日本で「ストレート」と表示されているものでは添加物は含まれていませんよということになります。

ストレートを選ぶとデメリットもあり、商品によっては時期によって味が違う場合がありますね。